こんにちは、ローリエ(@lauriercat_net)です。
高級なお店が立ち並ぶ、台北で最も栄える場所のひとつである「仁愛路」。
つい先日、台湾人の友人が仁愛路にあるとーってもお洒落なレストランに連れてってくれました。
なんでも、台湾の有名デザイナーがプロデュースするお店で、芸能人御用達のレストランだそう。
なんと、あの安室奈美恵さんも台湾公演の際に来店されたことがあるとか…!
台湾では珍しくお酒の種類が豊富で、ご飯もめちゃくちゃ美味しかったのでシェアします♡
Contents
FiFi茶酒沙龍 常玉廳へのアクセス・地図
FiFi茶酒沙龍 常玉廳
台北市大安區仁愛路四段15號2樓
営業時間:月〜木 11:30〜15:00 18:00〜0:00
金・土 11:30〜15:00 18:00〜1:00
MRT板南線の忠孝復興駅からだと徒歩5分程度、レストランは2階にあります。
FiFi茶酒沙龍 常玉廳の店内の様子

店内は広々としていて、胡蝶蘭などのお花がとっても華やか。

今回私たちは、奥のソファーのお席に通していただきました。
FiFi茶酒沙龍 常玉廳で注文した料理・ドリンク
こちらは四川・上海料理中心に台湾のテイストを加えた、独自のスタイルのレストランです。
今回は友人がご馳走してくれたので、金額は不明です。
蘋果汁(りんごジュース)

まずはドリンク、私は全くお酒が飲めないのでりんごジュースを注文しました。
生のりんごをジューサーで絞ってあるので繊維感がすごくて、りんごそのものを液体にした感じ。
甘みがかなり少ないので、好き嫌いはあるかも?
本当はすいかジュースが飲みたかったんだけど、この日は売り切れでした。残念。
雲腿青江菜飯(中国ハムと青梗菜のチャーハン)

「雲腿」という名前のハムと、青梗菜のチャーハンです。
中国では、金華ハムと並んで有名な高級ハム。
材料は、雲南省の豚ロース肉と塩のみ。
青梗菜をこんなに細かく刻んだ料理は初めて食べましたが、食感よりも香りを楽しむことを目的として青梗菜を使うには、とても美味しい食べ方だと思いました。
青梗菜の香りとハムの旨味が相まって、あっさりとしていてとても美味しかったです。
炒青菜(青菜炒め)

これ、なんの野菜か聞いたのに忘れてしまった…ごめんなさい。
恐らく日本にはない品種の野菜だそうで、軸がシャキシャキしてて美味しかったです。
口水雞(よだれ鶏)
- 口水=よだれ
- 雞=鶏
「よだれが出るほど美味しい鶏」という意味
私的No.1メニューは、この口水雞でした!
柔らかくてジューシーな鶏肉に、酸味が効いたタレとピーナッツのハーモニーがめちゃくちゃ美味しい〜♡
パクチーは嫌いじゃないけど普段そんなに進んで食べないって感じなんですが、この口水雞にはアクセントになってとーっても美味しかったです。
ピーナッツとパクチー、めっちゃ合う。
余談ですが、鳥貴族の「よだれ鶏」っていうメニューは口水雞を元に作られているそうです。
トリキ行ったら必ず頼むくらいよだれ鶏好きなんだけど、FIFIの口水雞は次元が違う美味しさ…!
本当にめちゃくちゃ美味しいので、FIFIに来たら必ず頼んでみてください!
東坡肉佐荷葉夾(トンポーローバーガー)

甘辛く煮込んだトンポーローを、右奥のパンで包んで食べます。
一般的には「割包」と呼ばれる中華バーガーです。
FIFIで一番有名なメニューだそうですが、トロトロのトンポーローとふわふわのパンが口の中で見事に合わさってめっちゃ美味しかった♡
個人的No.1の口水雞とほぼ同率なくらい、本当に美味しかったです!
別添えでピーナッツの粉が付いてくるんですが、この粉とパクチーを一緒に挟んで食べると深みのある台湾テイストな味になりますよー。
やっぱりピーナッツとパクチー、めっちゃ合う。(2回目)
菱角小排湯(菱の実入り豚骨スープ)

小さいお椀に分けた後の写真しか撮れませんでしたが、本当はかなり大きい器に入っていて量が多いです。
スープの味は、完全にとんこつラーメンと同じ。
麺が欲しくなる感じです。笑
ただ、このスープはひと味違って「菱角」というものが入っています。
菱角は「菱」という植物の実のことなんですが、見た目がなかなかイカつい。

マレフィセントやん。
菱角の旬である秋頃になると、台湾ではよく道端でこの殻に入った状態で売られています。

殻を剥くと、白っぽい実が出てきます。
外見と違って、味はクセがなくて栗のようなナッツのようなホクホクした食感でとっても美味しいんですよ♡
正直豚骨スープ自体は日本でもありそうな味なんですが、菱角を食べてみたい方にはおすすめのメニューです!
白糖餃兒(白砂糖餃子)
写真撮り忘れてしまったんですが、餃子という名のつくスイーツです。
餃子というよりかは、ひとくちサイズの揚げパンみたいな感じでサクサクしています。
粉糖がまぶしてあって、素朴な味わいで美味しかったです。
でも油分が結構多いから、料理たくさん食べた後にはなかなか重かった…。笑
菲菲黑糖煎餅(FIFIの黒糖パンケーキ)

オーナーのFIFIさんがサービスで出してくださいました♡
さっきの白糖餃兒で終わりだと思ってたから、この時点で私のお腹はパンパン…。
え!!めっちゃ美味しい!!!!!
モチモチした薄いパンケーキの表面に黒糖で味付けしてあって、味自体はとっても素朴なんだけどついつい手が伸びる。
お腹はち切れそう〜とか言いながら3枚食べたら、この後苦しすぎてタクシーでぐったりしてしまった。
それでも食べたくなるくらい美味しかったです。笑
FiFi茶酒沙龍は4つのカテゴリーに分かれている

FiFi茶酒沙龍はこのような構成になっています。
- 1階:ブティックとカフェ
- 2階:レストラン
- 3階:ラウンジバー
今回私たちが訪問したのは2階のレストラン「FiFi茶酒沙龍 常玉廳」。
FiFi茶酒沙龍は有名デザイナープロデュース

これは1階にあるブティックのショーウィンドウのディスプレイ。
こちらのブティック内に、カフェも併設されています。
FiFi茶酒沙龍をプロデュースする溫慶珠(Isabelle Wen)さんは、台湾でとても有名なファッションデザイナー。
台湾VOGUE誌など有名雑誌にも多数掲載されているお洋服は、落ち着いた色合いながらとても華やかで繊細なデザインです。
溫慶珠さんご本人がお店にいらっしゃったので少しお話させていただきましたが、とっても気さくでフレンドリーな方でした♡
3階のラウンジバーはバルコニーもあるので喫煙可能

3階は、2019年3月にリニューアルオープンした「伊莎閣樓(ISA HOUSE)」という名前のラウンジバーです。
私たちは今回利用しませんでしたが、写真だけ撮らせていただきました。

室内席とバルコニー席があって、雰囲気のある空間。
法律で室内全面禁煙の台湾ですが、バルコニー席ではタバコが吸えます。

もちろんタバコを吸わない方も、夜風に吹かれながらくつろげる空間なのでとってもおすすめですよ!
国内外の有名人も多数来店

台湾の歌姫、阿妹(A-mei)こと張惠妹や

シンガポールのスター、林俊傑(JJ Lin)

実力派歌手の蕭敬騰(Jam Xiao)など、台湾で活動する有名芸能人も多数来店しているそうです!
FiFi茶酒沙龍は用途によって使い分けれる万能なお店
1〜3階までとっても素敵な空間のFiFi茶酒沙龍ですが、それぞれ特色があるので用途によって使い分けることができます。
1階のカフェ:買い物途中の休憩に
2階のレストラン:4名以上のグループで
3階のバー:少人数での利用に
1階のカフェはブティックに併設されていて、立地も良いのでショッピング途中の休憩にぴったりだと思います。
2階のレストランに関しては、1皿の量が結構多いので少人数のグループにはちょっと向いていないかと。
今回私たちは大人4名+幼児1名だったんですが、ちょうど良いくらいの量感でした。
2〜3名だと、品数が少なくなってしまうと思います。
ですが!
3階のラウンジバーで2019年の夏頃からお食事メニューも提供が始まるそうで、こちらは量が少なめみたいです!
こちらの記事の写真を見ると、2人でちょうどいいくらいの分量♡
これだといろんなお料理が楽しめますね!
FiFi茶酒沙龍 常玉廳はグルヤクで予約可能
2階のレストランに行くなら、グルヤクで予約するのがおすすめ。
せっかくの旅行中に、順番待ちで並ぶのは時間がもったいないですよね。
グルヤクなら、日本語で行きたいお店の予約ができます!
例えば、
「家族の誕生日なので、サプライズでケーキを用意して欲しい」
などといった要望も、予約フォームから予め伝えることができますよ!
予約手数料は500円かかりますが、計画的に時間に無駄なく旅行スケジュールをこなしたい方には是非おすすめのサービスです。
FiFi茶酒沙龍は意外とカジュアルなお店だった
最初「デザイナープロデュースで芸能人御用達のお店」と聞いたとき、
と少し身構えてしまいましたが、お客さんはみなさん思ってたよりカジュアルな装いでした。
トリップアドバイザーとかの口コミを見ると、「店員の態度が良くない」などネガティブなクチコミも散見されましたが、私たちが利用したときは店員さんもキビキビと対応してくださり嫌な思いはしませんでした。
確かに、無表情な人が多いので少し無愛想に感じるかもしれません。笑
しかし、友だちの2歳の息子に対してもどの店員さんもとても親切でした。
日本のような愛想たっぷりの接客態度ではありませんが、淡々としながらも気配りは欠かすことなくサービスしてくださいました。
日本語メニューもありますし、家族旅行なんかにもぴったりだと思いますよ!
他のお店にはない、ここでしか食べれない創作料理もあるので是非一度行ってみてくださいね。