こんにちは、ローリエ(@lauriercat_net)です。
私は以前、約2ヶ月間台湾に短期留学していました。

このことを話すと、
何語話すの?
と聞かれることが多いので、今日は台湾で使われる言語について紹介します。
Contents
台湾では何語を話すの?

結論から言うと、主に中国語を話し、たまに台湾語も使います。
中国語とひとくちに言っても、北京語や広東語など様々な種類がありますよね。
台湾で使う中国語は、中国大陸で使う中国語の、北京語とだいたい同じです。
台湾で使う中国語は別名「台湾華語」と呼びますが、ややこしくなるのでここでは「台湾式中国語」で統一しようと思います。
そして、中国大陸で使う北京語は、ここでは「中国式中国語」で統一しますね。
台湾語はとても特殊な言語なので、後で説明しようと思います。
まずは、台湾で主に使う台湾式中国語について。
台湾式中国語はまず、中国式中国語と見た目が違います。
台湾式中国語は繁体字という漢字を使うので、見た目が違う

台湾で使う繁体字とは、簡単に言うとやたら画数の多い漢字です。
例えば、「卒業」という単語の繁体字は、「畢業」です。
「卒」よりも「畢」の方が画数が多くて複雑ですよね。
これが台湾式中国語の繁体字です。
一方、中国では簡体字という極限まで画数を少なくした漢字を使います。
簡体字の卒業は、「毕业」と書きます。
「畢業」と「毕业」は全然違いますよね。
「业」なんて、もはや「業」の上の部分しかありません。
注音符号という発音記号を使う

台湾では、「注音符号」という台湾だけで使う独特の発音記号で読み仮名をふります。
例えば、「畢業」の注音符号は、「ㄅㄧˋ ㄧㄝˋ」
です。
暗号みたいなん出てきた。
突然のひらがな?
「ㄝ」は、ひらがなの「せ」に見えますが、これも注音のひとつでひらがなとは微妙に違います。
一方、中国式中国語では拼音(ピンイン)というアルファベットで表します。
「毕业」の拼音は「bìyè」です。
まとめ:台湾では独特な中国語を使う
台湾では、繁体字という画数の多い漢字を使い、注音という独自の発音記号を使います。
日本 | 中国 | 台湾 | |
漢字 | 卒業 | 毕业 | 畢業 |
読み仮名 | そつぎょう | bìyè | ㄅㄧˋ ㄧㄝˋ |
この表でおさらいすると、中国式中国語との違いがよくわかると思います。
台湾では中国語を使うとわかったところで、台湾語についての説明をしますね。
台湾語とは?中国語と何が違うの?

台湾語は、主に年配の人が使う特別な言語です。
日本語で例えると、中国語と台湾語は東京弁と沖縄弁くらい違います。
中国語がわかる私でも台湾語は理解できないくらい別の言語です。
台湾語は主に台湾の南部で話されている

台湾の南部では、中国語よりも台湾語を日常会話で使うことが多いそうです。
学校の授業で使うのは中国語ですが、おうちで家族と話すときや親しい友達との会話では台湾語を使います。
こうして南部では老若男女問わず若者も使うそうですが、台北などの北部では台湾語がわからない若者も多いと聞きました。
台湾語がわからない台湾人が増えている
若い世代の台湾人の中には、台湾語がわからない人が年々増えています。
先ほど、北部の若者は台湾語が話せない率が比較的高いと言いましたが、北部以外の地域でも徐々に台湾語が話せない人が増えているようです。
実際、屏東という南部の地域で生まれ育った20代前半の私の友人は、台湾語の会話は理解できないと言ってました。
中には、
というイメージを持つ若い子もいるようですね。
「美味しい」を台湾語で言ってみましょう
例えば、「美味しい」の台湾語は「好呷(ホージャー)」と言います。
これくらいの単語は、台湾語が話せない若者でも知っています。
台湾でおいしいご飯を食べたときは、店員さんに台湾語でホージャー!と言ってみましょう。
とても喜んでくれますよ。
まとめ:台湾人は主に中国語を話します
- 台湾人が主に使うのは、中国語
- 台湾式中国語の別名は「台湾華語」
- 台湾式中国語では「繁体字」という画数の多い漢字を使う
- 台湾式中国語では注音符号という独自の発音記号で表す
- 中国語と台湾語は全然違う言語で、主に南部で使われている
- 台湾語を話せない若者が増えている
- 「美味しい」は中国語で「好吃」、台湾語で「好呷」
台湾語や中国語がわからなくても翻訳機があればOK

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